意地悪なキミに、スキをあげる。





「別に嬉しくない」

「制服がエロくて可愛く見えるとか言ってたじゃないですか」




「ん〜それはあおだけね」




目線は雑誌のまま、朝陽さんはサラッとそんなことを言ってのけた。




…っ。


なんなんですか?

今日の朝陽さんは。




すきだの、かわいいだの…。

あたしのこと殺しにきてるんですか…っ?




「あさっ…ひさんの…、」




あたしだけドキドキするなんてずるい、と思い立って


朝陽さんのスーツ姿は、かっこ良くてずるいです。




って言おうとしたけど

やっぱり朝陽さんみたいに、サラッと言葉に出来ない…。




「俺がなに」

「朝陽さんの、スーツ…」

「うん」