「…カギ?……いつ?」
「すいっ…よーび…、」
「…水曜…」
少し考えてから、朝陽さんが『あ、』って言ったのが聞こえた。
「…あお」
「……なんですか…」
「あお」
「なんなんですかぁっ」
そんなに優しい声で、あたしの名前呼ばないて下さいっ……!
もっと別れたくなくなるから…。
現実を受け入れられなくなっちゃうから…。
「話すから聞いて」
「やだ…っ」
「お願いあお」
「…いやだ…」
別れたくないんです…っ!!!
「やだ…っ!朝陽さんの側にいたいもん!! もうわがまま言わないから…っ、側にいて…っ」
朝陽さんの言うことなんでも聞くから…。
朝陽さんの嫌がることはしないから…っ。


