意地悪なキミに、スキをあげる。





家に帰って着替えてからベッドに潜り込んだ。




テスト2週間前だけど…無理だよ。




切り替えてしっかり勉強できるほど、あたしは優秀じゃない…。




「あおもう寝るの? 玄関にカバン置いてあったけど、どっかに忘れてきたの?」


「………うん…。カバンありがと。そこ置いといて」




不思議そうな顔で部屋を出てったお母さんが置いていったカバン。




もしかして朝陽さんがここまで持ってきてくれた、とか?




……いいや。

朝陽さんじゃなくても、そうであっても、もうあたしには関係ない…。




朝陽さんにとってあたしは、あの可愛い女の子よりも下なんだもん…。