意地悪なキミに、スキをあげる。





「何で…っなんで……っ」




周りが見えなくなったあたしは、

他の人からみたら不審者に見えたのかな。




ちょっとしたら朝陽さんが来た。



何で朝陽さんが来るんですか…っ?




今は…顔も見たくないのに…。





「お前何やってんだよ…」

「………」



下向いてるから、まだ泣いてることに気づいてないみたい…。



もう数学なんてどうでもいい…。

朝陽さんなんて……どうでもいいよ…。




帰りたい。




「どんだけ眠いんだよ…。あと少しで終わるから席で待ってろ」




グイッと腕を掴まれて、立たされた。




無理です…。

無理です…っ。