意地悪なキミに、スキをあげる。





わたしにも我慢の限界があるんですっ。



怒ってないとか言って、朝陽さん怒ってる…。




「お前には関係ねぇよ」



ムカッ



「ありますっ。超あります。あたし、朝陽さんのこと大好きだもん。気になりますっ!」


「っはぁ?お前バカか?!こんな人前で何言ってんだよ…」




ガクッと肩を落とした朝陽さん。


あたしの勝ちですね!




「あおが…湊ばっか気にしてるからだろ…」


「弟さん…?」




そりゃあ、テレビやなんかで活躍してる人とあれば、人並みには気になりますよ?




「ぜんぶ…あおのせいだからな…」

「ひっ人のせいにしないで下さい!」




「…俺が湊に嫉妬するようになったの、ぜんぶあおのせいだからな」




顔を半分隠しながら言う朝陽さんが、すごく愛おしく見えた。



ドキュン…。