意地悪なキミに、スキをあげる。





ファッションビルを出てすぐのところにあった、

可愛い木目調のカフェで昼ごはんを食べた。




あたしはキッシュで、朝陽さんがヒレカツ。




何かを食べてる朝陽さんを見るのは初めてで、

やたら口元ばっかり見ちゃって…。



そんな自分が恥ずかしくなりました…。




「まだ怒ってるんですか?」


「だから怒ってないって」




最後に出てきた飲み物を飲みながら、朝陽さんを偵察中…。




強張っていた顔は普通に戻ったけど、なんか話してるときの言葉にトゲがある気がするんです。




「弟さんの話するのがそんなにいけないんですか?」


「そうじゃねぇよ」


「じゃあなんなんですか」