意地悪なキミに、スキをあげる。





「もう湊の話はいーの」




朝陽さんが頭をグーで、ぐりぐりしてきた。


地味に痛い…。




「もう〜…何で言ってくれなかったんですか?身内ですよ?」


「マジお前うるさい」


「何でそうやってすぐ怒るんですか…」


「怒ってない」




……怒ってるじゃないですか…。

顔が強張ってます…。




「朝陽さん短気…」


「………買ってくるから店の前で待ってろ」



あたしの向きをクルッと変えて、トンッと背中を押した。



怒ってる間に、一応弟さんのプレゼントは決まってたんですね…。




とりあえず、これからは

朝陽さんのご機嫌取りに徹しようかな。