襟を離されて、やっと首元が正常に戻りました…。




「朝陽さんっ!校門にいるなら…そう言って下さいよ…」


「校門まで来たらわかるって言っただろ」


「わかりませんよっ!!気づかなかったですし…」


「普通気づけよ…」




そう言って、少し乱れた襟元を直してくれました…。



それから、自然と手を絡められて。




なんか最近、朝陽さんに手を引っ張られればっかりです…。




いつも手から体に熱が伝わって、

こんなに冬なのに汗をかいちゃうんです。