「祐希奈がご飯の時間にむせて、ご飯粒が飛んで最悪だったんですよ〜っ」
「…それはお気の毒」
眉間にしわを寄せて、本気で嫌そうな顔の朝陽さんが面白いです!!
休憩中、たくさんあたしの合宿中の話を聞いてくれました。
「あっ、それからアヤが毎日夜になると変なラインしてきて…勉強は辛かったけど、夜だけは楽しかったですよっ」
どこから持ってきたの?ってくらいの面白画像を毎日送りつけてきて…
祐希奈と声を堪えて笑ってた。
「あーそうだ!アヤが授業中に絵しりとりしてて怒られっ…」
急に唇に触れた、柔らかい感触。
真顔で離れていく朝陽さんの顔…。
「あああ朝陽さんっ…?!」
もしかしてあたし、キス…を…っ。


