私、囲まれちゃいました。




――――――ッ。


「あれ!?拓巳って、この教室にいたんだね!



「オイ。さすがに失礼だろ?まぁこれから3ヶ月?俺の後ろな。」



入学式の時みたいに、わざわざ男子の欄にある幼なじみの名前なんて、見ないものだ。


そう!拓巳とは赤ちゃんからの幼馴染み!

生まれる前から隣の家同士に住んでいて、親同士もめちゃくちゃ仲がいい。

だから、よくいろんなところへ一緒に遊びにいく。




……それにしても、最近遊んでないからか…

いつのまにかめっちゃ声低くなってるし、顔だって…ちょっとかっこよくなってる…。




な、んか…やだなぁ~。


――――ガタン!




!?


「あああああ~↑↑↑!?おめーの隣かよ!きめーよ~!」



「えー!おれだってこんな後ろの席なんてやだしっ!しかも、てっぺーの隣なんだもんっ!」


「オイ!しばくぞてめー!」



う…


「「うるっさっ!」」



なんなの…?

クラス中では、可愛くて、天然で…とにかくかわいい系の倉田翔太くん…と、とにかくうるさい相模 てっぺー…


が、私の後ろでなにやら…


机をガタガタ言わせて、決闘している。




…て…え?

今、誰かと…


「てっぺーらうるせぇな~。勉強集中できっかな~」