私、囲まれちゃいました。








「それでさ~、前々から知ってはいたんだけどね~?」


「そうなんだ。私は関わりたくもないんだよね
…あははっ。」




それから、私たちはベッドの上で何気ない話をして、笑いあって過ごしてた。


正直、男子なんて大っ嫌いなんだけど…。
翔ちゃんくんって…話しやすいな。

拓巳意外のこんななじめた人、初めてかも…。






――――――






「あのね、美心ちゃん」



「ん…?」




なんか…さっきと違う…

思わず、保健室にあった、歯の本を閉じた。




翔ちゃんくんはこっちを向いて


ほわわって笑った。



男の子なのに、きゅんってする笑顔。





翔ちゃんくんって…意外と整った顔してるんだなぁ…。

かわいいってイメージしかなかったから、なんだかびっくり。


男の子の顔なんて、こうやって近くでじっと見ることなんて、ないでしょ?






翔ちゃんくんは照れたように手を鼻に当てた。



なんだか、女の子だったら誰でも憧れちゃうような、ロマンチックなふいんき。





正直…ドキドキする。




「おれ、ね…