私、囲まれちゃいました。








…何…?


なんだか目を開けちゃいけなそうだから、必死に寝てるフリをした。



独特の薬の匂いと、下が柔らかいことから、保健室のベットの上なのがわかった。



冷静に考えてみよう。



おそらくなんだけど、あのケンカの中に入っていった私は…

あのあとから来た痛みで、誰かに殴られたのかな…なんて思う。

まぁ、何となく、やっちゃいそうなのはてっぺ
ーなんだけどなあ…。

いや、声からしても、てっぺーになるか。

まったく…昨日はせっかくいいとこ見つけてあげたのにな…。





そんなことを思ってた時だった。












―――――――ツッ






…………………え…?





ぼんやりかすむ空気のなかで、なんだか暖かいものが、先程から傷む頭にそっとあたった。



少し大きくて、柔らかいもの。


そして、そのあたっている方向から声がする。












「……………やばい。」




―――――――へ…?





「なんでこんなに可愛いんだろ…。」