私、囲まれちゃいました。






―――――――






「はい号礼~」



起立、きをつけ、礼

―――の…直後




「だからよ、おめーいっつもそうじゃねーかよ
!反省してんのか?」

「反省するもなにもうっとうしいよ…。話したことだってないんだよ…?」


さっきから、なぜかヒートアップするてっぺーの怒り口調に、もううんざりの翔ちゃんくん。




当たり前だよ!こんなに、こんなにケンカが激しくなってるとは思わないもん!


目の前にいる私だけじゃない。


クラス中は二人を取り囲むようにざわざわしてる。









「ちょっと静かにしなよ!」


「あ!?てめふざけてんじゃ…」


ドカッ


そんな鈍い音が、一瞬狭い教室に響いた。