ふたりだけの甘いヒミツ




「そっか。じゃあ蒼井さん以外はみんな参加するってことで!」



大輝がイスから立ち上がりながらそう言った。


蒼井さん以外って……強制的に俺も含まれてんのか。



はあ、とため息をついたとき市原さんと目が合った。


それだけでビクッと肩を揺らした市原さん。


それから、心なしか赤い顔を隠すように前を向いてしまった。




「……翼、しっかりな♪」



大輝が俺の肩を軽く叩きながら、そう言ってきた。


しっかり、って……なにを?



よくわからなくて、怪訝な表情を向けると不敵な笑みを返された。