ふたりだけの甘いヒミツ






そんな声と共に、教卓側のドアが勢いよく開いた。


びっくりして、まだ膝の上に置いていたお弁当が落ちるかと思った。


なんとかお弁当の落下を防いで、彼女を見上げる。



「なーんだ、お腹痛かっただけか」


「栞って意外に体調崩すよね」



びっくりした〜と、つぶやいたまいまいと、冷静な言葉を発したちーちゃん。


対して、しおりんは引き締まったお腹をぽんぽんしながら笑う。



「あー、ちょっと朝飯食いすぎたからかな」



なんて言いながら、あたしの隣にイスを持ってきたしおりん。


すぐ近くの自分の席からお弁当を取ると、早速食べ始めた。


しおりん細いから食べ過ぎても良いくらいだと思うけど……。



「しおりん、そんなに食べて平気? また痛くならない?」