「もしかして……日向くんにき、キスされたことあるんですか……?」
その瞬間、サアッと青ざめた表情になった流川くん。
わわっ……まずいこと聞いちゃったかな!?
「あー……思い出したくなかったのに……つーか、無理やり忘れてたのに……」
またもや呑気に熟睡中の日向くんをにらんだ流川くん。
普段クラスでも部活でも仲が良いふたりにいったいなにが!?
「余計なこと聞いちゃってごめんなさい……」
「市原さんが謝ることじゃないよ!……でも、気になる、よね?」
……そりゃあ気になりますとも!
あたしはコクンとうなづいた。



