「少し目を覚ますと……キス魔になるんだ。男も女も関係なく」 そう言いながら、ブルッと身震いをした流川くん。 ……そっか。 あたしの場合、腕が日向くんの頭に当たって起こしちゃったんだ。 ……というか、流川くんの様子がおかしい。 これは、相当イヤなことがあったんじゃ……。 「つ、つかぬことをお聞きしますが……」 「ん?どうしたの、急にかしこまちゃって」 日向くんの気持ちよさそうな寝息が聞こえる中、口を開く。