市原さんのバドが上手いことを妬んだ先輩が、ひとりでやるにはつらい仕事をやらせたんだ。
だって、他の1年生が心配そうに市原さんを見てたから。
手伝いたいのに、出来ない。
先輩になんて言われるか……って怯えているように見えた。
───くだらねぇ。
そう、思った。
後輩を妬んで、ひとり1人だけに仕事を押しつけること……だけじゃなくて。
俺がカッコつけてるような気がして、それが……くだらねぇな、って思って。
すっげー努力して先輩に妬まれるくらい上手くなればいい。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…