ふたりだけの甘いヒミツ




ごめんね。

あたしは鳴海の優しさに甘える。


……ありがとう。

好きになってくれて。




「ふっ……その笑顔が見れるならそれでいーや」



太陽みたいに明るく笑う鳴海が、少しぼやけて見えたのは……絶対に内緒。



◇◆◇



翌日。

まだ暑さの残るこの時期、2学期が始まる。




「おはよー!晴♪」



いつもより早く登校すると、前の席のしおりんがパッと振り向いて声をかけてくれた。


制服姿のしおりん、久しぶり!

部活姿もカッコよくて、惚れ惚れするけど!




「おはよ!しおりん、早いね!」