ふたりだけの甘いヒミツ




夏祭りには、一緒に行ったみたいだけど。

付き合えたのか、とか告白の返事をもらえたのか、とか……なにも聞いてねぇし。


まあ、いちいち報告されてもうぜーけどな。


なんて思っていると、バッシュを履く大輝の手が止まった。

それに加えて、ニヤリと嬉しそうな笑みを浮かべる。


……なに?

なんでこいつ、笑ってんの?




「それ聞く!?聞いちゃう!?」


「うわ……聞かなきゃよかった」


「ちょ、それは聞き捨てなんねーな!翼が聞いてきたんだろ!」



はいはい。

無言で頷いて、話すように促す。