表情を変えることなく、そう言い放ったちーちゃん。 で、ですよね……! ちーちゃんに彼氏がいるなんて、初耳だもん! 「私のことはどうでもいいから。それより、あれ……いいの?」 「へ……?」 ちーちゃんが目を向けた方向に、あたしも目を向ける。 ちーちゃんの話は、どうでもよくなんかなかったけど……。 「え、日向くん……!?」 ちーちゃんが言った“あれ”とは、日向くんと相川さんがふたりでいる光景だったから。 つい、そちらを向いてしまった。 「な、なんで!?女バスは今日、午後なはずじゃ……」