並んで歩くふたりは、まるでカップルみたいで……。 なんだかうらやましくなった。 日向くん、来てくれるのかな……? 「ねえ、キミ、ひとりなのー?」 ふいに肩を叩かれ、反射的にそちらを向いた。 そこには、ピアスや派手なアクセサリーを身にまとったチャラそうな男の人がふたり。 すごくガラが悪そうだけど、あたしに用があるなら、ちゃんと返事しなきゃ……。 「な、なんですか……?」 「おー!可愛いね、キミ!これから俺らと祭りに行かない?」 ひとりに腕を掴まれて、あたしはハッとした。