確かに、部活のカッコはさすがにまずいか……。
今の時刻は、5時半。
いったん家に帰って着替えてくる時間がねぇよな……。
「俺はいったん帰るな!翼もそうしろよ。連絡しとけば大丈夫だろ!」
「……そうだな」
大輝の言葉に頷いて、スマホを手に取った。
それから、市原さんに少し遅れてしまうことを連絡した。
「お疲れー」
「お疲れさまでした!」
後輩の元気なあいさつを聞きながら、俺達は部室を出た。
早く家に帰んねーと……。
そう思うと自然に早足になった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…