「しおりん!どうしたの!?」
腕を引っ張られながらも、しおりんの背中に声をかける。
すると、しおりんはピタッと足を止めて……その場に崩れるようにしゃがみこんでしまった。
「しおりん!?」
体調でも悪くなったのかな!?
そういえば、さっき顔が赤かった気がするし!
そんなことを思いながらしおりんの前に回り込んで、様子を窺う。
「わっ……顔真っ赤だよ!」
「マジか……やっぱりな」
「だ、大丈夫?体調悪い?」
そう尋ねると、しおりんはなにも言わずに首を横に振った。
よかった……。
体調は悪くないみたい。



