ふたりだけの甘いヒミツ




うーん……流川くん、しおりんになにかしちゃったとか?


しおりんがこんなに毛嫌いするのって、なかなかない。




「い、イヤに決まってんだろ!!あたしに構うな!」



わーわーとわめきながら後退りをするしおりん。


流川くんは呆れたように一歩だけ詰め寄る。




「えー……構うな、なんて無理。野々宮さ、俺のこと嫌い?」


「き、嫌いだっつーの!近寄るなマジで!!」



ここは教室。


学校は終わったけど……ふたりはあたしとまいまいが見てること、わかってる?




「俺は好きだよ?それじゃ、ダメなわけ?」



……え?