ふたりだけの甘いヒミツ




は、はは晴!?


今、晴って呼ばれた……っ!?



どうしよう、嬉しい。


これは夢?

夢なの!!?



「あの、あたしも……っ」



“日向くんといたい”って、そう言おうとした瞬間。


日向くんは、きれいな睫毛をゆっくりと伏せて、瞳を閉じた。




「う、うそ……!寝ちゃったの!?」


「グーグー寝やがって!」



ちょうど席に戻ってきたしおりんが、忌々しそうに日向くんをにらんだ。


それから、チャイムが鳴ったけど日向くんは寝たままだった。




『……晴といたい』


こんなんじゃ……この言葉も本心かわかんないよ。