ふたりだけの甘いヒミツ




でも……日向くんとは、ちょっと気まずいかな。



なんて思いながら、隣の席へ目をやる。


日向くんは、机に突っ伏していて寝てるみたい。


窓から射し込む太陽の光で茶髪が明るく照らされていて、きれい。




「みんなじゃなくて……晴と俺、ふたりで行こうってこと」


「……え、ふたりで?」



予想外すぎて、少し間が空いてしまった。


……へ?

な、なんであたしとふたりで行きたいんだ?




「それ、俺も行きたいなー」



あたしが首を傾げていると、隣の席から声が聞こえてきた。


日向くんにしてはめずらしく、楽しそうな弾んだ声に感じる。