ポツリと言葉をもらすと、大輝が目を丸くして俺を見てきた。 「女子の目的はどうせお前だよ!お・ま・え!」 まだ履いていない片方のバッシュを振り回す大輝。 ……壊れるぞ。 「……俺?」 「あーなんか悔しくなってきた!違う違う!俺目当てなんだよ」 ドヤ顔で自分を指差す大輝。 ……どっちなんだ。 つーか、それ以前に俺目当てってのはねーよな。 「……ま、どうでもいーから、とりあえずバッシュ履けば?」 久々の体育館に部活、俺はほんの少しワクワクしていた。