日向くんは不思議そうにお母さんに尋ねた。 日向くんって、鈍いのかな!? ……って、こんなんじゃ日向くんのせいで顔が熱いってことを認めることになるじゃん! 「もう平熱に近いはずなんだけどね……なんでかしら?」 にやりと意味有りげに笑ったお母さんは「ごゆっくり~」と言って部屋を出ていった。 ……え、え、えーっ!? 今は、日向くんとふたりきりにしないでほしかったよ……! 「……入っても大丈夫?」 「あ、はい……どうぞ」 なんだか恥ずかしくて、布団を鼻あたりまで引っ張った。