ふたりだけの甘いヒミツ




「つ、疲れた~……」



走った疲れをとるように、あたしはげた箱で一息ついた。



あ~……なんか走ったせいでさらに身体がダルくなったような。


……まっ、気のせいか。




「……あ、市原さん。おはよ」


「へっ!?」



急に名前を呼ばれて、ビクッと肩が跳ね上がる。


早いことで本日二度目、恐る恐るそちらを見てみる。




「あ、日向くん……お、おはよ」



ものすっごく不自然なあいさつになったけど気にしない!!


日向くんはそんなあたしを気にも止めず、微笑を浮かべている。