「し、知らないっ!雪姉ちゃんのバカ!」 「なによ、やっぱり根に持ってるんじゃない」 無視してやるー!! そう思いながら、あたしは食パンを勢いよくトースターに突っ込むとその場にかがんだ。 早く焼けろー!! トースターに突っ込んだ瞬間に念を送って、無理難題を押しつけるあたし。 「……昨日の晴の反応は好きな人がいる、ってとっていいの?」 「なっ!?なに言ってんの!?」 好きな人なんていないってば!! あたしはトースターを見つめながらもなんとか言葉を返す。