ふたりだけの甘いヒミツ




「ふわあ……」



翌朝。


制服に着替えたあと、大きなあくびをしながら1階へ降りる。



無理して勉強しすぎたかも……。


それに身体がちょっとダルい。




「あ、おはよう晴」



リビングに行くと、テーブルには雪姉ちゃんだけがいた。


お父さんはもう仕事に行ってて、お母さんはキッチンでお弁当を作ってくれてるんだ。




「……おはよう」


「まだ昨日のこと根に持ってるの?」



意地悪そうに微笑んで、食パンにかぶりついた雪姉ちゃん。


根に持ってなんか……ない、とも言えない。