ふたりだけの甘いヒミツ




どうしたのかな、流川くん……。


なんて考えてしまうと会話を放置しちゃうから、すぐに頭を切り替えた。




「だからか!……でもテスト期間になにを話すんだろ……」



流川先生は1年部の先生だから、勉強を教えてもらう……ってわけじゃないだろうし。


そういえば……廊下で流川先生とすれ違ったら、しおりん、すごく嬉しそうに笑う気がする。




「知らねぇよ、そんなの」



あたしの独り言のような言葉に、流川くんは心底嫌そうに答えた。


やっぱり、なんかおかしい……。




「んなことより、それは?」