一方的だけど、日向くんとは少し気まずいし……3人と合流しようかな。 週刊誌をもとあった場所に置いてから、歩きだす。 ……はずだったんだけど。 「翼ー!そろそろゲーセン行くぞー!」 なんて、日向くんを呼ぶ声が聞こえて、とっさに動きを止めてしまった。 あたしには関係ないのに! そう思って、小さな声で「あたし行くね」と言いながら日向くんの横を通った、瞬間。 「……待って」 「!!?」 ……あたしの手は温かいぬくもりに包まれていた。