ふたりだけの甘いヒミツ




その声に肩がビクッと上がって、週刊誌を落としてしまった。



うわあ、売り物なのに!


す、すいませんすいません!!


思わずペコペコと頭を下げる。




「はは、誰に謝ってんの」


「へ……」



ゆっくりと声の主の方へ顔を向けてみる。


知ってる声だけど……笑った声は知らない気がするんだ……。




「日向くん……」



そこにはジャージ姿の日向くんがいた。


な、なんで日向くんが……。




「あ、男バスのやつらときてて、部活帰りなんだ」


「そ、そうなんだ……」



なんでこんなに普通な態度なの、日向くんは!!