「龍樹」

小声で龍が呼んでくる




「龍っ!お前...どーいうつもり...」
いいかけると、龍が唇に指をおいて、シーッとする



「美緒ちゃんに聞こえるだろ!お前、美緒ちゃんがお前に対して不安に思ってるの、気づいてないだろ」
龍がいう



「え?」
美緒が?なんで?






「円香がいってたんだよ、龍樹になにかあったのかって。美緒が最近変だって言ってたって」




隆也がいう。女3人は笑いながら俺たちの前で話してる





「美緒ちゃん、気づいてたみたいだぞ。このままお前がそんな態度ばっかしてると、彼女を傷つけるだけだし、そのうちあっちが離れてっちゃうぞ」
龍がいう




....美緒...