「それに...大事にしてぇんだよな。純粋過ぎるあいつを汚したくないような気もするし...。でも、俺がそろそろキツイ」



「汚すとかおもってるからだろー。愛のあるものなら、神聖なものだっつの。」



「そうなんだけど...。最近はあいつに触れるだけでやばくて、でも、会うと触れたくなるし...」




「お前...それで会うのちょっとためらってたわけね」



「まだ、お前らと一緒ならさすがに大丈夫かと。会いたいのは、会いたいしな」




「でも、避けて通れるもんじゃないし。そのうち、美緒ちゃんだってお前の異変に気付くぞ」





「ああ...そうだよなー...」





そう言って窓のほうを見る




意外と龍は真面目に相談にのってくれるやつだ



どうしたらいい?


会いたい...けど、俺はもう自分を止める自信がねぇよ