好きって気づいたら。

*舞*

康二といると凄く楽しい。
これが出会いなのかな?

二人で渋谷に向かった。

「康二って、何歳?」

「えっ?いきなりなんだよ。
高2だよ。」

「うっそー。見えない。
中1ぐらいかと思った。
あたしも、高2だよ☆」

「まじぃー?
見えないんですけどぉ。
小5かと思った。」

「それ、言い過ぎ笑」

2人で過ごす時間は楽しかった。

「舞。先輩?」
後ろを振り向くと、平井理央がいた。

「やっぱ。舞先輩ですよね??」

「理央?何してんの?」

「いっやー買い物ですよ。
隣にいる人は彼氏ですか?
って、昨日の人?」

理央、康二のこと知ってんの?
少し不安だった。どうか、人違いであって欲しかった。なぜなら、今、この、一瞬一秒も、康二を私の物にしたかったから。そう思い、恐る恐る康二を見た。

「ぁー。
俺に傘差し出してきた人?
ぁー。生徒手帳落としていったから、舞に渡しといたよ。」

「あっほんとですか?
ありがとうございます。」

「あっこれ…。」
私は、理央に生徒手帳を渡した。

「先輩。じゃ、これでぇー。」

理央の後ろ姿を見て胸騒ぎがした。
なんか、やばい事になりそうだと。
でも、今は、二人画面式あることが悲しかった。
だって、康二を私の物にしたかったから。