好きって気づいたら。

*康二*

俺着いたけど何すればいいか?
自問自答をしていた。

後ろに誰かいる気がした。
振り向くと、髪が長い女性が立ってた。

「ぁ、あの。
この生徒手帳落ちてたんですけど、どうすればいいですか?」

馬鹿丸出しだ。俺明らかに天パってる。

「笑フフッ
そーゆーこと!
私が預かっとく。」

「ぁっありがとう。
てゆーか、何がおかしんだよ。」

緊張混じりに声が異常に大きくなった。

「雨降ってないのに傘持ってたから。
天気予報見て来なかったの?」

「ぇっ?ぁぁ。
あんたこそここで何してんだよ?」

「ぁ、あたし?
私は、そのぉ、夏休みの宿題忘れてて、学校に…。取りに来たの。」

「はぁ?
馬鹿じゃねーの?チョー笑える。」

いつからだろう?こんなに笑ったのは。

「失礼な人ね。
名前なんて言うの?」

「康二。桐谷康二だよ。」

「康二。よろしく。」

((ドキンッ))
胸がなった。名前呼ばれただけなのに。


「ぁあ。
お前は?なんて名前?」

「山村舞。よろしく。」

「舞。よろしく。」

きずけば、俺らは、二人で歩いていた。