次の日…。

竜は風邪をひいてしまいました。

私のせいで。

希望「竜?なんか、食べたいものとかある?」

竜「のぞみ。」

腕を引っ張られる。

希望「竜。私は食べられないよ。」

竜「知ってる。」

希望「大丈夫?具合。」

見るからに辛そうな竜に聞く。

竜「希望がいてくれれば大丈夫。」

コンコン。

竜母「入るわね。」

竜「なに?」

竜母「お粥作ったから、食べなさい。もし、嫌なら、希望ちゃんに食べさせてもらいなさい。」

竜「ああ。」

竜母「希望ちゃん。竜の事、よろしくね。」

希望「は、い。」


竜のお母さんは部屋を出て行った。


竜「希望。食べさせて。」

希望「うん。」


私は竜にお粥を食べさせた。