女「そんなの、嘘よ。嘘に決まってるわ。」

竜「俺らの言葉が信じられないのか?まあ、俺は希望意外に興味を持つ気はない。」

女「竜様。なぜこの庶民な小娘なのですか?」

類「庶民の小娘ね。希望の過去を知らないくせによく言えるな。お前らより希望はずっと、立派に生きてきたんだよ。」

女「類様まで。みなさん、この女に、何を吹き込まれたのですか?」

竜「何も吹き込まれてない。」

女「そんな。前の竜様だったら、ありえないじゃないですか。」

竜「かもな。お前らみたいに俺らの肩書き目当てで近づいてくる女は嫌いだった。俺は女が全員そうだと思ってた。でも、希望に会って、変わった。」

雄也「俺もだよ。希望は肩書きにもこだわらず、ただただ、俺たちに関わらないように避けてた。まあ、見事捕まってるけど。」

女「作戦じゃないんですか?」

希望「作戦?私は人と関わりを持ちたくなかった。この学校も、すぐに暴力騒動起こして、退学になる、予定だったし」

女「暴力騒動?あっ!この女。仲俣高校で、校長殴って、警察沙汰になって、家族にも見捨てられた哀れな女だわ。」

女「そうなの?」

竜「お前ら!希望の事を知らないくせにいってんじゃねえよ。もし、希望を傷つける真似をしてみろ。俺がお前らの家を潰してやる。」

女「ごめんなさい。」

みんな、逃げて行った。