竜の家…。

竜母「希望ちゃん。お誕生日おめでとう!」

希望「ありがとうございます。」

竜「親父。希望に婚約指輪、渡した。」

理事長「希望ちゃんはいいのか?」

希望「竜がいいんです。」

理事長「そうか。希望ちゃん。今日はパーティだ。好きなだけ、甘えていいんだぞ。なんか欲しいものとか、あったら、言ってくれ。」

希望「花火…。」

竜「それは流石に「大丈夫だ。今すぐ新しく、花火部屋を作ろう。あと、プラネタリウムも。」

竜母「連さん。素敵!太っ腹。」

竜「ったく、いつまでも本当仲のいい夫婦だよな。」

竜母「悪い?」

希望「羨ましい。」

理事長「希望ちゃんもきっとこうなる。竜をたくさん困らせろ!」

竜母「そうね。希望ちゃん!竜を困らしちゃえ!」

竜「親父もお袋も俺で遊ぶなよ!」

理事長「悪かったな。」

希望「ッハハハ。」

竜「っえ!希望が笑った。」

確かに。私、初めてかも。人前で笑うの。いや、そもそも、私は笑ったことがなかった。

希望「笑えるんだ。」

竜「希望!良かったな。」

希望「竜のおかげ。」


理事長「ボソ///希望ちゃん。パニック障害おさまってるみたいだな。」

竜「ボソ///ああ。」











今日は、初めて生きてて、嬉しかった。

誕生日を始めて人に祝ってもらえた。