竜「えっ?」

来也「覚えてませんか?病室での事。」

竜「あっ!覚えてる。俺はまだ、龍王の幹部で、世界No.6の奴らと、やりあった傷が酷くて一時的に、入院してた。その時、パーカーで、顔を隠してて、毎日のように泣いてたのが?」

太陽「希望です。希望は、今も人を恐れているんですよ。多分、俺たちにも、龍王のみんなにも、見せたことのない顔があるんです。」

紫苑「龍王には、のぞみの希望になってほしい。」

涼介「希望の過去は改めて聞くと残酷ですね。他人にまで、希望の人生を評価されるなんて。」

壮太「でも、無理に思い出させないでね。希望が嫌なこと思い出すと、この倉庫壊されかねないので。」

竜「えっ?壊すって。」

紫苑「暴れるんです。俺たちでもとめられないくらいに。そうなると、あとは、希望が暴れ疲れるのを待つだけになるんです。」

蒼斗「きいてもいいですか?希望は、そもそも、なんで、捨てられたのですか?」

壮太「やっぱり、気になるよね。未だに太陽しか、知らないけど、太陽も知らない理由も含めて教えてあげる。」

雄也「約束は、します。希望には、聞かないことを。」

太陽「お願いします」