辺りを見渡すと数学教員室という名の部屋だけで、A~Hまでの計8室ある。 それが各教科ごとにあるのだろう--- 一人、一部屋ねぇ。 やっばり必要ないんじゃない? そうは思ったところで私に何が出来るわけでもないから、これ以上考えても無駄だと判断し目の前のドアをもう一度見る。 緊張するでもなく、すぐに私の手はその部屋のドアをノックした。 コンコン--- 「…どーぞー」