【完】紅(クレナイ) ~鏡花水月~



あの女の瞳が、俺の脳裏に刻まれてしまったのだ。


ふと足を止め振り返るとさっきの女が丁度、角を曲がる所だった。




あんな女が気になるなんて---



まるで全てを飲み込むような、闇夜の瞳。





目を細めその女が視界から消えるまで、姿を追い続けていた。



  【金獅子SIDE END】