何だかんだ言っても皆、私と蓮を温かく見守ってくれるはず。 だってここにいる人達は優しいから--- ここにいる生徒会の皆とこれからも共にする事が出来るならと、蓮の胸から顔を出し皆に視線を向ける。 「私…、補佐役引き受けるね」 「綾香…」 蓮の声が頭の上から聞こえてきた。 「でもね、良牙も一緒でいいかな?」 「もちろん、そのつもりでした」 時政先輩の言葉にニッコリと微笑み、そして良牙に視線を向ける。 そこには少しブウたれた良牙がいた。