『止めなさい。今なら許してやろう。だから…』 「許す?…俺はお前を許さない」 バリンッ--- 拳を握り爆破スイッチを取り囲むガラスを割った。 そして指をスイッチへと伸ばす。 『止めないかッ!この研究所にはお前らの細胞や、第二段階後の貴重な死体。他にも重要な物が多くあるんだ』 「クッ…、アハハハハハ…」 焦るボスの声色に思わず笑ってしまった。 そんな事、俺が知るもんか。