目の前で化け物に絡みつく大きな白蛇がそこにいた--- 「なに…これ……」 苦しげな顔で化け物が絡みつく白蛇を手で引っ張ろうとしているが、白蛇に腕を押さえつけられていて動けないようだ。 チャンスとばかりに黒ヒョウが一気に化け物へと襲い掛かる。 「あれは…、お前の母親のさゆりさんだ」 「か…あさん?」 私は食い入るように銀色に輝く瞳を持つ、目の前の白蛇を見つめた。 その様子に身体が、震える。 ダメだよ…、 変身なんてしちゃ。 母さんにはたくさん生きて欲しいのに---