「まず第一段階として人間に動物の組織を融合させる。するとどうなるか分かるか?」 「…その動物の力が備わる?」 「そうだ。その動物の能力が備わり人間の持つ能力が大幅にアップされる。…動物の能力が融合されている人間を見た目で判断出来る方法があるんだが、どこで分かると思う?」 私の顎を掴んでいた手を離し、ニヤリと笑う桐生先輩に嫌な予感が過ぎった。 ゾクッと寒気がし自分の身体を両腕で抱く。 「瞳の色だ」 「瞳の…色?」 瞬間、私の紅色に変わる瞳が思い浮かんだ。