「この女は一条製薬にとっての研究対象の一人」 「…研究対象?」 一気に喉がカラカラに乾いた。 何の研究をしているのか聞くのが怖くなってきて、耳を塞ぎたくなる。 そんな私に気づいたのか無表情だった桐生先輩の表情が少しだけ笑った。 とても黒い笑みで--- そんな顔をされたら、これ以上怖くて聞けないじゃない。 思わずフルフルと首を振るとガシッと顎を掴まれてしまい、首を動かせなくなってしまった。